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東北地区初の越境船舶ファイナンスリースプロジェクトが金普新区で実施

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大連開放先導区報2024年10月16日1版| October 23, 2024

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撮影:王洋

10月15日、東北地区初の越境船舶ファイナンスリースプロジェクトが大連自由貿易エリアで契約された。これは、大連自由貿易エリアが自由貿易アップグレード戦略を加速的に実施し、ファイナンス制度の革新で製造業の発展を推進し、国際貿易新業態の探索を開拓し、同地域の船舶産業チェーンの質の高い発展を加速的に推進し、より競争力のある船舶産業クラスターを構築することにとって重要な意義を持っている。

船舶ファイナンスリースとは、借手の船舶に対する具体的な要件と造船所の選択に基づき、貸手が造船所から船舶の購入資金を調達し、借手にリースして使用させ、借手が分割で賃料を支払う融資形態をいうことである。今回契約したプロジェクトは、太平石化金融租賃有限責任公司が大連自由貿易エリア大窯湾総合保税区に位置するプロジェクト会社を貸手とし、中石化燃料油銷售有限公司を借手とし、2隻のMR型油槽船の経営的リース業務を完成する予定である。大連中遠海運重工有限公司が船を製造し、2027年に製造完了・運営する見込みである。

今後、金普新区と大連自由貿易エリアが今回の契約をきっかけに、飛行機、船舶、自動車、コンテナ、装備製造、海洋工程などのファイナンス・リース業務を積極的に拡大し、ファイナンス・リースサービスの実体経済に貢献する役割を更に発揮し、大連船舶工業の質の高い発展、海事ファイナンス産業の革新的突破、ファイナンス・リース業界の発展・拡大を推進していく。