最近、遼港集団が開通・運営する「大連－ベリラスト」商品自動車特別列車は金普新区に位置する大連港コンテナ鉄道センター駅を初めて出発した。同列車は大連現地の産業にサービスを提供し、国産ブランド自動車完成車のロシア市場への輸出に助力し、国産ブランド自動車グローバル戦略に新たな原動力を注ぎ、大連現地の国産ブランドが海外へ輸出するために新しい国際物流ルートを開拓する。
撮影：朴峰
今年第1四半期、中国自動車はロシア市場で占める割合が42.5％に上昇し、好調な勢いをキープした。中露経済貿易の発展、特に商品自動車コンテナ輸送市場の物流転送への高まるニーズを満たすために、遼港集団大連港集発物流有限責任公司は大連現地工場が生産したブランド商品自動車が大連中欧列車（中国と欧州を結ぶ国際定期貨物列車）でモスクワへ輸送することについて合意に達し、完成車の集散・倉庫・バン詰めとバン出し・列車輸送・通関などの全コースの物流サービスを提供する。初の列車は50のコンテナを積載し、12日後モスクワのベリラスト物流センターに到着して交付地に配送する見込みである。
撮影：朴峰
近年では、遼港集団は東北海陸大ルートの建設を引き続き推進し、中国初の東アジアから中央アジアまでの中欧列車、初の「RORO船輸送＋中欧列車」商品自動車中欧列車などの複数の複合一貫輸送ルートを相次いで開通させ、「一帯一路」の質の高い建設に新たな原動力を注ぎ、今年1月から4月まで、中欧列車のコンテナ数が前年同期比7％増加した。今後、遼港集団は列車サービスの優位性を引き続き発揮し、物流輸送方案を最適化し、現地産業経済の発展にサービスを提供し、国産ブランドの海外輸出により安定、便利、効率的な陸上鉄道物流ルートを提供していく。
