11月6日、第5回中国国際輸入博覧会(輸入博、CIIE)の付帯企業誘致イベントの一つとして、RCEP(大連)国際商務区のプロモーション会は上海国家会展センターで行われた。
撮影:邵凱
今回のプロモーションのテーマは「RCEPの新チャンス、協力・開放の未来へ」であり、会議においてRCEP(大連)国際商務区及び産業拡張区の詳しい情報を紹介し、企業に注目された大連自由貿易エリアのRCEP支援政策を解読した。RCEP(大連)国際商務区は大連保税区に位置し、スタートアップ区(起歩区)の敷地面積が3.2万平方メートルとなり、建築面積が2.25万平方メートルとなり、RCEP加盟国の企業が東北地区へ進出するスタートとして、RCEP地域の外資企業とRCEP国家と経済貿易協力を展開する企業の進出を重点的に支援していく。
撮影:邵凱
三菱電機、LS産電、泰星エネルギー第4期、招銀金融租賃、「AI活発化、スマート小売り」のデジタルスマート化のアップデート、オーストラリア肉類の輸入、TIK TOK大連越境EC倉庫などの金普新区及び大連自由貿易エリアプロジェクトが現場で契約された。
大連市の対外開放的な企業はRCEPの発効でもたらした関税優遇、通関簡素化、貿易投資円滑化などのボーナスで利益を受けた。1月から9月まで、RCEPに基づく大連市企業が71億元相当の輸出入貨物が関税の優遇措置に適用され、約6500万元の税金を減免した。第1四半期から第3四半期まで、大連市の輸出入額が3635億9000万元となり、前年同期比で13.9%増加し、全国より4ポイント高く、遼寧省全体10.6ポイント高かった。その内、RCEP加盟国に対する輸出入額が1293億9000万元となり、前年同期比で86.36%増加し、35.8%を占めている。実際利用外資が11億1000万ドルとなり、前年同期比で86.36%増加し、第1四半期から第3四半期までのRCEP加盟国からの実際利用投資は5億5900万元となり、前年同期比で203.7%増加した。